第55回「ゴー宣道場」アンケートの回答、第二弾です。
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◆「言論の自由」は所謂表現者以外には直接関係がないものか
…と漠然と思っていたのですが、まわりまわって自分も
おもいっきり当事者である事が解りました。
ありがとうございます。
潔癖は不寛容故の症状だと思うのですが、世の中全体が
そのようになるのはつまらないし、キケンな事なのだと改めて
思いました。
(東京都・38歳女性・会社員)
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「言論の自由」は民主制の根幹です。
当然、国民全般の暮らしにだって関わってきます。
だが国民はジャーナリズムの「言論の自由」が自分たちに関係
ないと思っているのです。
特に見下げ果てた大馬鹿野郎どもが自称保守です。
狂っています。
そしてエゴむき出しの大衆レベルの「言論の自由」だけが、
「言論の無秩序暴走」となって日本列島を駆け巡っています。
真の意味で「言論の自由」の大切さを99%の国民が分かって
いません。それが「民主主義という病い」なのです。
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◆戦中は伏せ字で言論が統制されていることが分かったが、
終戦直後のGHQ体制では統制されていたことすら分からない、
今もそうなっているのではないかと思うと、恐ろしさを感じる。
知らないうちに思考がせばめられていることの表われが、
今回のオバマの広島訪問の一件に出ていると思った。
(千葉県・58歳男性・新採用の小学校の先生を教える仕事)
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まさにその通りです。
権力の意図と、マスコミの自主規制が、結託して、
国民の感性を鈍麻させているのです。
マスコミも「言論の自由」の真の意味が分かっていません。
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◆私は広島出身ですが、オバマさんのスピーチとパフォーマンス
は役者…というか「いい人仮面」と思いました。
それにだまされる思考停止の人々が多いのにも驚き、
87才の父は一言“きれい事じゃ”と、会話にも出ませんでした。
感情におぼれず、常に理性を軸にして想像力を持ち思考
しなければお花畑の現実逃避をつきすすむことになる恐怖を
感じました。
(東京都・53歳女性・会社員)
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その父親、凄いじゃん。
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◆オバマ大統領の話で、人の見分け方の基準となる2つの条件
を思い出した。
吉田松陰に関する本の中にその人がホンモノかニセモノかを
見分けるにはまず、「言っていることと行動が一致しているか」。
2つめに「自分の利益のためではなく公のために動いているか」
とある。
オバマ大統領はスピーチが上手で理念は崇高だとは思うが
現実には核ボタンのケースを持参して、本気で核廃絶を
目指しているとは思えず、広島訪問も自分の名声のためと
考える方が納得する。安倍首相もしかり。
(千葉県・51歳男性)
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まったくその通りですね。
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◆「エゴの言論の自由が氾濫しすぎて、公のための言論との
区別がつかなくなっている」
「自分に都合の悪い言論を、権力を使っても潰したいという
欲望が、言論の自由に対する法規制という形で、権力を招き
入れている」
これらの小林師範の発言にはっとさせられました。
また「言論の自由が委縮することで、必要な意見や情報が
手に入れることができなくなる」
という高森先生の指摘にも納得です。
(埼玉県・38歳男性・司法書士)
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こいうことに気付いてくれただけで、「ゴー宣道場」の意義を
感じるわしです。
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◆言論の自由がおびやかされる様な事といえば、原発反対の、
放送禁止発売禁止の音楽があった事が、私などはまっさきに
思いうかびましたが、それとて!大変な事件でした。当時は。
それが、電波を停止などと、ぬけぬけと議員、大臣が言う
時代になったとは、あきれてものも言えません。
(東京都・48歳男性・会社員)
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そうだったよなあ。忌野清志郎の歌だっけ?
ぴしゃりと当たっていた歌だったのに、放送禁止だからなあ。
「言論の自由」が普通にあると思ってたら大間違いだよ。
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◆ハウツー、知識(ネタ)系の金もうけにつながる本が売れる
というのはなんとなくわかった。
教育の場で思想系の機会を減らしていると聞いた時に、
自分の知らない内に国民の考える能力を低下させ、
権力の思うがままの国の形にしているんだなと、
危機感をもった。
(神奈川県・43歳男性・会社員)
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今日明日の短期的な損得に関わる本ばっかりが売れるんです。
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◆人文系の学部を軽視するというのはかなりの自殺行為である
と思う。
会社社長の資質について、会社創設期は法学部、安定期は
文学部がいいというのをきいたことがある。
これは社会が安定化しているときこそアイデンティティを
問う人文系の力が必要だと思う。
(静岡県・49歳・公務員)
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なるほど。会社経営ではそう言われてるんだ。
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◆思想するな、目先の利益を追求しろ、という国の方針から
愚民化と奴隷の平和が完成しつつあるのですね。
(東京都・33歳男性・会社員)
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そういうことです。奴隷になってはいけません。
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◆SNSなどで一見、言論の自由が広がった様に思えますが、
そこにはエゴや個が強くなった意見が増え、寛容の精神が
なくなってしまった様に思います。
いつの間にかトゲが抜かれた言論だけが届く報道から
真実を見抜く目を持つことが大切だと思いました。
(東京都・36歳男性・グラフィックデザイナー)
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権力の威嚇がなくても、報道は自主規制してるのです。
もっと言論空間を委縮させようとしてるのが、安倍政権で
あり、それを後押ししてるのが自称保守であり、左翼までが
ヘイトスピーチ対策に、権力のより一層の介入を求める
という有り様になっているのです。
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◆ヘイトスピーチや匿名のバッシングなどは、趣味の悪い
行為だなと傍観していたのですが、それがまわりまわって
言論や表現の規制となって自分の不利益となって影響して
くる可能性があるということに気付いていませんでした。
統制された情報や言葉の中だけで生きていくのは嫌です。
幼い頃から読書が好きだったので、本にまつわる話は
どんなことでも興味深いです。
本が平積みで売っていると気分が上がってしまい、
つい5冊も買ってしまいました。
図書館も本屋もとても好きな場所で、今もよく行きます。
つい借りすぎたり、買いすぎて帰り道で重さに苦労する
のですが、この重みが私自身が何だかわからないものに
流されないための重しになってくれるはずと思うと、
肩の痛みも軽くなる気がします。
今日購入した5冊の本は、特別強力な重しになってくれる
はず!!
(東京都・41歳女性・会社員)
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ええ人やなぁ。わしもその気持ち、よく分かる。
買っても読んでなくて書棚に並んでいて、いつか読むぞと
にらみつけてる本が山ほどある。
イーストプレスの編集者が関連本まで売れてしまう
「ゴー宣道場」の威力に驚いていました。
清水さんには今後も本を販売してくれるよう頼みましょう。
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◆暮らしぶりがきつくなると考える余裕がなくなるのは
本当に実感しています。
金銭的にも苦しいと行動範囲、意識が狭まりますし、
仕事も8時9時までサービス残業が続くとクタクタで
帰宅して寝るだけの生活になってしまいます。
そんな中で、このようにたっぷりと考える時間が作れる
ゴー宣道場はとてもありがたく思っています。
考える練習、言葉にする練習がまだまだ足りないなと
思っています。
(神奈川県・34歳男性・会社員)
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そこなんですよ。実際、社会人になると読書するなら、
推理小説みたいなストレス発散型ならまだしも、思考の
ためになる人文系の本なんか読む余裕がない。
思想するきっかけや余裕はさらにないということに
なるんですね。
だからこそ「ゴー宣道場」で、かなり濃密な思想を一気に、
しかも楽しみながら注入するのは、相当お得のはずです。
愚民化防止策として、「ゴー宣道場」に参加してください。
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◆WiLLへのテロを決行した青年に敗北感を覚えると、
よしりん先生が仰っていましたげ、テロリストを触発する
のも、言論の価値といえないでしょうか。
会沢正志斎や藤田東湖がいたからこそ、桜田門外の義挙も
実現したと思います。
先生方は間接的にテロ行為に貢献し、世直しに携わって
おられると思います。物騒なことを書いてすみません。
(神奈川県・35歳男性・会社員)
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物騒ですね。(笑)
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◆「真実の権威に支えられた秩序が幸せをもたらす」と
いう言葉が心に残りました。
皇室をよく理解し、また理解させる教育が必要だと思いました。
言論の自由には条件が必要だと思いました。
少なくとも公共心が必要だと思いました。
その為には正しい教育(歴史など)が必要だと思います。
読書をして、人と議論をすることで、教養を深めないと
「ただ金をかせいで、納税するだけのマシン」になりさがると
危機感をもちました。
(東京都・39歳男性・会社員)
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いい意見だ。
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◆「私事(ワタクシゴト)に端を発する論争でも、高森先生が
おっしゃっていた、我々で「どういうエートスを共有するのか」
という部分が非常に重要だと思いました。
そのためには歴史の縦軸に連なる者としての意識、武士たちが
持っていた「公」の感覚がやはり重要な鍵になるのだなと……。
小林先生が『民主主義という病い』で書かれていた
「公民主義」の必要性が浮かび上がってくるように感じました。
(東京都・36歳男性・占星術師)
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さっそく『民主主義という病い』を理解してくれてる人の
違憲が聞けて嬉しいです。
以上で今回のアンケート回答は終わりです。